無題

決めてはやめてを繰り返し続けていて、自分のことをいよいよ信頼できなくなってきた。なので自分を罵る。殴る。自分を罵ると自分は助けて助けてと泣く。面白いのでもっと罵る。泣くのはどうせ泣くと気持ちいいからだ。大声で泣くことは幼子にしか許されない。でも家の中で大声で泣いても誰の目にも入らない。だから許されているようなもの。泣く。泣くと少し救われた気持ちになる。いつだって泣きたい。でも泣いたら本当は慰めて欲しい。泣きたいのは辛いからだ。頭を撫でて、こうしたらいいよと優しく囁いてほしい。そうしたらタオルに包まれて眠りたい。それだけなのに、今やもう許されない。許してはいけない。自分が全部悪いから。自分が悪いと言い聞かせて何もできないことを許されたがるずるい人間だから。