【歌詞ばなし】痕跡

久しぶりに歌の話をします。

『痕跡』という歌です。かこ、と読みます。

これは私の愛するアーティストの曲です。

そのアーティストとは、国民的アイドル『嵐』のメンバー、二宮和也です。

ライブビデオ『2004 嵐!いざッ、Now Tour!!』には収録されているものの、CD未収録なため、その映像を手に入れない限りは聴けません。

嵐、いや、二宮和也にハマって割とすぐの頃にこの曲と出会い、忘れられなくなりました。

ただでさえ心をキュッと掴まれるような切ないメロディと歌詞なのに、
なんと、ニノ自身が作詞作曲を手がけていています。

めちゃくちゃ可愛い顔して、
めちゃくちゃ声が良くて、
めちゃくちゃ歌がうまくて、
めちゃくちゃいい曲書いて、
何なんだよ本当…。
ファンをどうしてくれるつもりなのよ。

歌のテーマは「大切な人の死」。
そういうと何か安っぽい、お涙頂戴というか、「いかにも」な感じもしてしまうんだけど、
なんか、ありふれてるといえばそうなんかもしれないけど、
まあそうだね、歌い方や演出によってイメージアップされてるのは間違いないと思うけど、

いいんだよな。

ちょっと和を感じる言葉選びとか、
コンパクトだけど一つひとつの場面がしっかり展開していくところとか、
主人公の喪失感の表現とか、
いいところはたくさんあるんだけど、
自分の語彙力のなさを呪う。

ていうかね、歌が上手い。
それだけでも聴けちゃう。

これをステージ上で歌ってるニノ自身の良さについても語れる。
シンプルな白っぽいシャツを羽織って、
マイク1本だけ握りしめて、
いつも通り猫背でいるわけ。
そして、
すごく真剣な表情で歌い上げるんだけど
リズムに合わせて体を左右に揺らしたり、
微笑んだり、
クライマックスでは本当に辛そうな顔で、
でも最後には笑顔で、目をキラキラさせて、
「芽吹きました」の後で眉根をキュッと寄せるのが堪らなくて、
なんていうの?
可哀想に、慰めてあげたい、
そんなふうに感じさせるんだけど、
一方で強く突き放されているような気持ちにもなる。
切ない。

個人的には、
虹→痕跡→それはやっぱり君でした
だと思ってるんだけどどうなのかな。