【歌詞ばなし】「夜に駆ける」そして落ちた

diary

YOASOBI「夜に駆ける」

この曲は2ヶ月くらい前に知った。
リード曲候補として教えてもらったので、当時は「あの、Aメロさん…?ああ、ええ、サビぃ…ひえ…」みたいな感じだったけど、帰り道もずっと聴いてたくらいには速攻で気に入ったのだった。

歌えるようになりたくなって1ヶ月以上練習してるけど、まだまだ歌いこなせない。
なんかねー、口のコンディションが良くないと本当に全然ダメなんだよねえ。音が動きまくる。
込める感情の方向は自分の得意分野なだけに悔しい。

まあ私の歌唱力の話はいい。

2番の「嫌いだ」〜Bメロのあたりが歌詞やバックの音もろともすごく好き。
もちろん「信じてるよ」のフラグ臭さ含めて。
ていうかピアノの音が好きすぎるんだよな。
ピアノが好きすぎて、ピアノ使ってる曲なら大体好きまである。
流石に言いすぎました。この話は別のところでしましょう。

この曲ね〜。

厨二心をくすぐる曲だなあと思います。
これはディスってるんじゃないんです。
厨二心をくすぐる曲は結構好きなので。
ただ語彙力がなさすぎて適切な表現を思いつけず。申し訳ない。

なんていうかこの、これ。

あいみょんの「生きていたんだよな」とか
米津玄師の「vivi」とか
ポルノグラフィティの「カルマの坂」とか
一青窈の「かざぐるま」とか

が私好きなんですけど、
そういう感じの、なんだろ。

まず、「人」の「おしまい」が描かれている曲。
(かざぐるまはそういう曲じゃないけど)

あと、キーワードにするならば
「沈む」「溺れる」「落ちる」
あたりになるけど、そういうモチーフが好きなんだよね。

主人公が引きずり込むのも引きずり込まれるのもどっちも好き。
この曲の主人公は見事に引きずり落とされてますね。

1番では「僕がいるから大丈夫だよ!」って張り切ってたのに、
Cメロではもうボロボロで諦めかけて、
でもラスサビでやっとやっと「君」と分かり合えて幸せそうに終わる。

ちなみに原作小説があるのでそちらもどうぞ。
「タナトスの誘惑」

うーん、「僕」にはちょっと難しい子だったね…。
最後めちゃくちゃ幸せそうなんで本人にとってはハッピーエンドなんだろうけど。
これもっと自我がしっかりしてる男の子だったらまた違う後味悪い話になってたんだろうな。
いや、自我がしっかりしてる男の子はこんな女の子には引っかからないな。自我がしっかりしてるというか、自己肯定力がある人。

死にたがりちゃんは「僕」のこと多少なりとも好きだったんかなあ。
元々「僕」のことなんか全然見てくれなくて辛いって曲だろって話だけど、実はそれは…って描写があるじゃん。でもやっぱりそれは好きとかじゃなくて、依存の一種で、質が違うと思うのね。依存ってのは究極その人じゃなくてもいいわけでさ。本当に好きだったらこうはならん気がする。やってることは死刑になりたくて通り魔殺人をする人とあまり変わらない。
と私は思うんですが、どうでしょう。
原作読んでもそういう印象は変わんなかったかなあ。
とにかく私はそう思ってるので、この曲には一層の哀しさを覚える。

でも、これはこれでいいんだよね。
死にたがりちゃんの側からアンサーソングを書きました!みたいなのは個人的には聴きたくない。絶対薄っぺらいもん…。
タナトスに支配される人間がごく少数派だからこそ皆こういう人間に惹かれちゃうし、こういう曲に惹かれちゃうわけじゃん。

原作は元々「夏の夜、君と僕の焦燥。」というお題に沿っているらしく、かなりじっとりした夏の夕暮れが描かれている。
夏大好き人間だからそういうエッセンスも大好き。
「夜に駆ける」はあんまり夏っぽい描写ないけど、熱に浮かされてるような高揚感がある気がする。あくまでも個人の感想です。
こういうキラキラギラギラしたの、大気圏に再突入したはやぶさみたいに命を燃やしてる感じがあって好き。あくまでも個人の感想です。

は〜。自分の命も歌とか詩とかだったらいいのになあ〜。

現実に生まれてしまったらもう命の「おしまい」をきれいごととして扱うのって無理じゃないですか。まあよく扱われがちなんだけどさ。
今生きてるからきれいに扱えないのか。
やっぱり生命の誕生が全ての元凶では…。

怪しい記事になってきたのでやめます。

歌詞の話なのかよく分かんなくなってきちゃったけど、満足したのでここら辺までにしよう。
喋るのはいいんだけど「見たらわかる」レベルのことか、「何言ってんの?訳わからん」てことしか喋れなくて恥ずかしい。
でも自分にとって普通のこととか当たり前のこととかを口に出さないから上手くいかないことって世の中に沢山あるよね。

だから、いいんだ…。

<追記>

原作の続きが出てたのさっき見つけた……。
読みたい人はどうぞ。
夜に溶ける
なるほどそういうパターンねえ。
かなり「夜に駆ける」に寄せられてるなあ。お礼小説的な感じなのかな。
私は何とも言えない気持ちになりました。